還暦祝いは「数え年の61歳」になったら行います。
明治の頃までは年齢は数え年で表していて、生れた時が1歳で始まり、
年が明けると誕生日と関係なく2歳になる数え方をしてました。
ですので、「満年齢で60歳の誕生日」の年が「数え年の61歳」になります。
ちょっと注意したいのは、その年の1月1日から12月31日までが、数え年の61歳
なんですね。
満年齢が一般的な現在では違和感はありますが、年が明けたお正月には
数え年で61歳の誕生年?になるので、お正月から節分(立春)の頃までに
お祝いを済ませていたようです。
現在は満年齢が一般的になっているため、60歳を迎える誕生日に
お祝いをされるのが一般的になってきています。
なんでしょうね。